賃貸アパート

私が住んでいる賃貸物件は、今時珍しい木造の築40年以上経っているアパートです。此処に住んで早5年が経ちます。

例に漏れず「メゾン」なんとかとかそういった小洒落た名前ではなく、最後に「荘」と名前に付きます。この物件を内覧希望して不動産屋さんに行った時に、なぜか不動産屋さんには他の物件をやたらと勧められました。

そんな反対を押し切り、この物件を見に行ったのは、なんと南側に囲い付きの小さな庭がついていたからです。

1階ですが、囲いが高さがあるので防犯には最適で、お隣との目隠しにもバッチリです。さっそく見に行った時には、さすがにその年季の入った佇まいに気後れしましたが、庭を実際に目の前にしてすっかり気に入ってしまいました。

またこういった木造アパートに住んだことがなかったので、共有玄関や和式トイレなど非常に興味が湧きました。おそらく不動産屋さんは、こういう古い賃貸物件は若者には向かないと思って他の物件を推したのかもしれません。

しかし私は内覧にいったその場で、さっそく契約することを決めました。さて、実際に入居してみての住み心地ですが、これは好みの問題も大きいですが、私はかなり気に入っています。

まず年季が入っているので、自分なりにいろいろとアレンジできるところがいいです。

そもそも私が入居した時には、すでに前住民達が施したと思われる手作りの戸棚が、ちょっとしたスキマ空間に取り付けられていました。

新しい賃貸物件なら、画鋲一つすら悩ましい問題でしょうが、うちの木造アパートならもっと大胆に手を加えることが出来ます。

私自身では、台所と部屋が一体だったのでホームセンターで木枠を買って来て仕切りを取り付けてみました。

庭が気に入って入居した賃貸ですが、庭に出るところは縁側になっていて、これも年季を感じてとても気に入っています。

たしかに台所は湯沸し器がついておらず水しか出ないとか、お風呂の湯船がサイコロみたいに極狭とか不便な点はありますが、このレトロ感を楽しめる人には家賃も安いですし最適だと思います。